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bills(ビルズ)のサーモンオープンサンドが好きすぎる in 横浜赤レンガ倉庫

朝食といったら、断然コメ派。ビュッフェスタイルでも、みごとな和食プレートをつくる自信がある。

けれど、特別枠というのはあるもので、想像しただけでヨダレが出てしまうくらい好きなカフェモーニングがこれ。

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カラフルでボリューミーな見た目がインパクト大のオープンサンド。

オーストラリア・シドニー発のカフェレストランbills(ビルズ)のブレックファストメニューだ。今回の来店で、3回連続食べている。

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bills横浜・赤レンガ倉庫店。銀座や表参道にも店舗を構え、まあ日本でも大人気のカフェだから説明せずとも知っている人は多いと思う。

けど一応説明しておくと、スクランブルエッグやリコッタパンケーキが「世界一の朝食」と称され、パンケーキ・ブームの火付け役とも言われている。

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※3度目の来店とは別日に撮ったもの

テラス席。週末はかなり行列ができるものの、平日のモーニングであれば比較的スムーズに入店できる。ちなみに事前予約も可。

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さて、話を戻してこちら。「クラブラックサーモンのオープンサンド ラブナ、ボイルドエッグ、オニオンピクルス」1,900円也。

クラブラックサーモンというのが塩漬けサーモン、ラブナがクリームチーズのペーストのこと。

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※3度目の来店とは別日に撮ったもの

クリームチーズが塗られたパンに、塩漬けサーモンと野菜ピクルス、カレー風味のゆで卵、ハーブがこんもり盛り付けられている。

ナイフとフォークを駆使して少しずつ食べるのだが、甘酸っぱい、スパイシー、爽やか……もう味の洪水。飽きがこないし、かといって全体の調和はしっかり保たれている。

何より色鮮やかな見た目で視覚的に元気がもらえるから、モーニングにぴったりなのだ。

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食後には、オーストラリアの定番「フラットホワイト」(750円)。エスプレッソにスチームミルクを加えた飲み物だ。

カフェラテとの違いは、エスプレッソとミルクの分量。カフェラテが「エスプレッソ:ミルク=1:4」程度なら、フラットホワイトは「1:2」で、コーヒーの苦味をより濃く感じられる。

セレブではないので、1回の朝食で軽く2,000円を超えてくるのは、正直かなりの贅沢だ。3度目の今回は、自宅で再現できるようにと味を盗むつもりでかなり真剣に食べた。

いつかのおうちモーニングで、必ず活かす。

※価格は2023年12月の情報

記憶のおいしいを求めて「和心とんかつ あんず」銀座三越

12月始めの土曜日午後4時半、銀座。

お昼からの用事をもろもろ終え、早めの夕飯をとって帰ることにする。そこそこ疲れていたのもあってスタンス的には、「何でもいいから、とにかくビール」。

手っ取り早く百貨店の上層階に行ってみるかという話でまとまったところで、夫がぽつりと

「あそこの漬け物がおいしかったんだよなあ」

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銀座三越11階の「和心とんかつ あんず」。4時45分に店の受け付けボードに名前を書き込み、入れたのは5時15分ほど。たしかに師走という言葉がふさわしい賑わいのある銀座だったが、正直、この時間でも数組待ちには驚かされた。

ちなみに隣の蕎麦屋にもかな~り心惹かれた。メニューにお酒が進みそうな肴3点セットがある。

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しかし今回は夫の記憶にある漬け物を食べてみたいのと、期間限定かつメニューに心を決めた。

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お茶とともに、件の漬け物が卓に置かれる。

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切り干し大根の醤油だれ漬け。パリパリとした歯ごたえと、甘めの味付けでご飯に合う。もちろんビールにも合うが、日本酒や焼酎に合わせたい。

夫は仕事合間のひとりランチでこの漬け物を食べたことがあったらしい。たしかに一度食べたら忘れられない、華のある味だ。

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触れる指先がちょっと痛くなるくらい、キンキンに冷やされた生ビール。口当たりが柔らかい気がするのは、泡の立て方がいいのか、はたまた銅のタンブラーがいいのか。

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極細千切りのキャベツが届く。卓上に備えつけの白いドレッシングが妙に病みつきになる美味しさで、ついつい食べ過ぎてしまう。

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本日のメイン、きのこたっぷりのロースかつ鍋膳。ご飯は白米と穀米から選べる。

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ぱっと目をひく小ねぎの緑と、大根おろしの白。醤油ベースの濃い色の餡にはきのこがたっぷりと沈んでいる。

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大根はかなり粗めのおろしで、米つぶくらいの大きさがある。辛さや苦味はほとんどなく、醤油ベースの餡と相性抜群。

主役のロースかつは肉厚でガツンとした食べごたえ。身がぎっちりしている感じに、餡で柔らかくなった衣のとろっと感。おろしときのこの具材感たっぷりの餡だけでずっと呑めそうだ。

何かと入り用の師走で今回は我慢したが、つぎはドレッシングと切り干し大根を買って帰りたい。

天丼とビール「日本橋 稲庭うどんとめし 金子半之助」

ランチタイムを逃してしまった金曜日の午後3時、日本橋

いつ見ても大行列の江戸前天丼専門店「金子半之助」なら通してやっていると分かって、この時間ならワンチャン…と向かってみたものの、そんなに甘くはなかった。平日の午後3時にして、店の前にはずらりと人、人、人。

しかし気分はもう天丼。天丼と、ビール!

さいわいにも、稲庭うどんとセットで天丼を食べられる系列店がすぐそばにあり、そこなら待ちなしで入店できた。

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商業施設「コレド室町」地下1F。こちらも休日の昼時に見てみると行列ができている人気店だ。

平日午後3時でも8割ほどの席が埋まっていて、次から次に客が入ってくる。待ちなく入れたのは運がよかった。こじんまりとして洒落た店内には、マダムのおひとりさまも多い。

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お品書きはシンプル。「つじ半」の海鮮贅沢めしも気になるが、ここはぶれずに天ばらめし。稲庭うどんの冷やぶっかけといただく。

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卓中央の扉を開くと、贅沢なトッピングの数々。左から、ガリごぼう、山菜、とろろ昆布。

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天かす、わかめ、そして温泉たまご。すべて無料、食べ放題というのがすごい。

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まずは生ビール(アサヒ)。600円也。

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お待ちかねの天丼、と稲庭うどん

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気分的におまけだった稲庭うどん。おまけとか思ってごめん。細くコシのある麺、あっさりとしたつゆ。つぅるんと喉を通っていき、とりあえずのひと口のはずが、箸の置きどころが分からない。

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山菜にとろろ昆布を贅沢のせ。本当においしいというのは、各々の素材の味が活きているということなのかもしれない。と、思い出す。

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そして待ちに待った天丼、もとい天ばらめし。海老、いか、小柱、舞茸、ししとう、海苔の天ぷらがのっていて、うどんとセットのミニ丼とは思えぬ贅沢感。

味は、金子半之助秘伝のたれ。ドバドバたっぷり…という感じではなくて、最初見たときは物足りないような量だったが、食べてみるとこれで十分。

上品でありながらしっかりと舌に残る甘い味が、天ぷらにも米にも合う。もちろん、ビールにも。

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食べ進めて少しスペースが空いたところに、温泉たまごとガリごぼうをオン。あふれる黄身を絡めていただく米の至福感よ…。甘酸っぱいガリごぼうが、口のなかをさっぱりリフレッシュしてくれる。

米に揚げ物、ビールという情報だけで見ると背徳的な組み合わせには違いないが、いざ定食を前にすると後ろめたさを感じる暇さえない。

いやむしろご褒美。がんばり甲斐がありますな。

ジャガイモの千切りをザーサイと挽肉で炒めて一品

やっぱり中華飲みは最高である。

週末のお昼に、チェーンの中国料理店に入った。

入るまではお得な定食を頼むつもりだったのに、気づけば単品でエビチリと餃子、たたきキュウリを注文。

そしてやっぱり、ビール一択!

濃厚な味つけが多い中華料理をビールで流し込むって、いま想像しただけでよだれが出てきてしまう。

1杯で済むはずもなく、ハイボールも頼んでご機嫌の休日だった。

この中華飲みの至福感が忘れられず、月曜日の夕飯に激辛麻婆豆腐を作る。副菜には、ねぎ塩まみれのたたきキュウリ。

あともう1品欲しい。搾菜(ザーサイ)の瓶詰めとジャガイモが残っているのを思い出して検索してみると、気分的にも献立的にもドンピシャリなレシピがヒットした。

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「ジャガイモとザーサイの炒め物」アサヒビール公式サイト掲載の簡単おつまみレシピだ(掲載ページ:外部リンク)。

作り方は、豚挽き肉と千切りにしたジャガイモ(切ってから一度水に浸す)をごま油で炒め、粗みじん切りにしたザーサイと醤油を加える。

仕上げにラー油をまわしかけて完成。

味見をして、もう少し甘さがあるほうが好みだったので砂糖とみりんを少々追加した。麻婆豆腐用に刻んでいたニンニクも少々。

ジャガイモとザーサイ、調味料だけでも副菜として成立するが、やっぱり挽き肉を加える意義は大きい。脂の旨味でご飯もお酒もススム。

次は、ごま油を熱する際に唐辛子を加えてみよう。